業界コラム

【労働新聞記事】いじめ相談が最多 民事紛争の23%占める 2年度

厚生労働省は、「令和2年度個別労働紛争解決制度の施行状況」をまとめた。総合労働相談件数は129万782件で、13年連続100万件を超え、高止まりしている。民事上の個別労働紛争相談件数の22.8%が「いじめ・嫌がらせ」関連だった。

総合労働相談のうち労働基準法などの違反の疑いがある事案が19万961件、民事上の個別労働紛争相談件数が27万8778件に達した。

民事上の個別労働紛争相談件数の内訳をみると、「いじめ・嫌がらせ」が7万9190件で最多、次いで「自己都合退職」3万9498件、「解雇」3万7826件に。

労働局長による助言・指導、紛争調整委員会によるあっせんにおいても、「いじめ・嫌がらせ」関連の件数が最多となっている。

民事上の個別労働紛争相談件数のうち「いじめ・嫌がらせ」が多くなってきているとのこと。かつては子供の世界の出来事だと思っていたことが、職場という大人の世界に移ってきたということでしょうか。企業単位での対策に取り組む必要性を感じています。

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