ハラスメント研修の講師として、遠軽町へ赴きました。
今回のセミナーにご招待くださったのは、主として農業・酪農経営者のご婦人方で構成される「遠軽町女性農業者ネットワーク きらめく翼」様です。
また今回は、大学時代からの友人である竹林徹先生との共同開催となりました。竹林先生は現在、網走市において税理士法人及び社会保険労務士事務所の代表を務められ、日本政策金融公庫の農業経営アドバイザー、さらにFP1級資格も保有されるなど、多岐にわたりご活躍されています。
私の担当パートでは、農業・酪農という特殊性を有する業態において、ハラスメントを未然に防止するための留意点や重要事項について解説いたしました。
業種を問わず、ハラスメントの真の危険性は、被害申告そのものではなく、「人材が定着せず人員不足が慢性化することで、将来的に事業の継続が困難となる点」にあると考えております。
参加者の皆様との意見交換を通じ、従来主流であった“大家族を前提とした家族経営”から、家族形態の多様化に伴い、家族外の労働力を「雇用」という形で確保しなければ事業維持が難しくなっている現状を、改めて認識いたしました。
このような機会を賜りました「遠軽町女性農業者ネットワーク きらめく翼」様に、深く御礼申し上げます。
会場は「遠軽町芸術文化交流メトロプラザ」

向かって右側が竹林徹先生

最後に「コミュニケーションスキルチェック」を実施

